めまいに関するよくある質問

めまいに関するよくある質問

Q1 春になるといつもめまいが起こるのですが、これも病気でしょうか?
A1 季節性のめまい、というのは原則としてありませんが、就職や入学など、周りの環境が変わると起こることも考えられますし、季節の変わり目は自律神経が乱れるため、そのために起こる場合も考えられます。もしご心配になられるようであれば、一度医療機関を受診してください。
Q2 めまいで手術が必要になる場合はありますか?
A2 メニエール病などで薬による効果が思わしくないときに一部で内耳のリンパ水腫に対して手術を行う場合もありますが、最近では手術を行う施設が少なくなってきています。原則としてはお薬や生活の改善で回復を試みる場合が大半であると言えます。めまいの原因が聴神経腫瘍であった場合腫瘍の大きさによっては手術の対象となります。
Q3 めまいの強い弱いで病気の重さは変わるものなのでしょうか?
A3 それは変わりません。原因によって重さは変わります。めまいの強い弱いというのは患者様ご本人の感じ方によっても大きく左右されるため、一概には言えません。ただし、ひどいめまいは、前庭神経炎が疑われる場合があり、その時は回復に時間がかかることがあります。
Q4 他の耳鼻咽喉科や脳神経外科も受診したのですが、特に原因がわからないと言われました。それでも不安なのですが、そちらに検査に伺っても構いませんか?
A4 まずはそちらの耳鼻咽喉科さんでどのような検査をされたのか、が大きく影響します。また、自律神経失調症かどうかを判定するテストで、該当する患者様がおおくいらっしゃいます。そのような可能性も含めて気になる方は、どのような検査をしたかをメモなどに控えて頂いたうえで受診いただくと良いかもしれません。
Q5 今回のめまいはぐるぐる回るのでこれがメニエール病なのでしょうか?
A5 ぐるぐる回るめまいのすべてがメニエール病ではありません。メニエール病はぐるぐる回るめまいのうち、およそ1~2割程度です。
Q6 肩こりでもめまいになることはありますか?
その際はどこにいけばわかりますか?
A6 頸性めまいというものがありますので、その際は整形外科に行っていただくことになります。原因は頸部の骨や筋肉、靭帯の異常によるもので、もちろん肩こりも含まれます。首を回したり伸ばしたりすると起こるめまいです。
Q7 めまいの原因を教えてもらえますか?
A7 めまいを引き起こす原因は様々なものがあり、一概にお伝えすることはできません。ただ、大きな分類についてこのホームページでお伝えしていますので、そちらもご参考ください。
Q8 命にかかわるようなめまいはどんなものがありますか?
A8 耳鼻咽喉科領域に関わる耳性めまいの範疇ではありませんが、脳腫瘍や脳疾患によるめまいもあり、その場合は命に関わることもあります。
Q9 なかなかめまいが治らないのですが、精密検査を受けた方が良いのでしょうか?
A9 1カ月以上治療を受けていてもめまいが改善しない場合は、脳腫瘍やその他脳疾患を否定するためにも、大きな病院でMRIは撮っておかれた方が良いでしょう。
Q10 めまいに良性や悪性というのはあるのでしょうか?
A10 めまいの良性・悪性というのは腫瘍の良性・悪性とは意味合いが異なります。めまいの良性(良性発作性頭位めまい症など)というのは後遺症を残さず治るめまいのことを言います。稀に脳が原因で後遺症を残すめまいがあるため、それを悪性のめまいといいます。悪性のめまいの場合は脳幹や小脳など生命維持に欠かせない部位に障害が起こっている可能性がありますので、注意が必要です。
Q11 更年期障害でめまいになることはありますか?
A11 更年期障害によるめまいは閉経前の女性はホルモンバランスが崩れてしまうことで、血液の循環障害が起こることにより目眩が起こりやすくなると言われています。また、閉経後の女性はホルモンの低下によりカルシウム不足となり、耳石(※)がはがれやすくなります。そうするとぐるぐる回るめまい(良性発作性頭位眩暈症)が発症しやすくなります。

※耳石:人の耳奥の内耳には三半規管があり、その隣の耳石器という器官にある速度や体の傾きを感知する小さな石。
Q12 ダイエットをしてからめまいを感じるようになりました。関係はあるのでしょうか?
A12 無理な食事制限を行うと貧血になり脳に十分な酸素が届かず、めまいを発症しやすくなります。カロリー不足によって筋肉が痩せ、ふらつき感を感じることがあります。耳管の周りの脂肪が減りすぎて耳管開放症となり、めまいや耳鳴りを感じることもあります。